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平成30年6月18日

各 位

地域のベストバンクをめざします。
尼崎信用金庫


平成30年3月期決算について


  尼崎信用金庫(本店 尼崎市開明町3-30 理事長 作田 誠司)は6月18日、本店3階大ホールにて、「第98期通常総代会」を開催し、平成30年3月期の決算報告についてご承認いただきましたのでお知らせいたします。当期決算の概要は次の通りです。

決算(単体)の概況
 
□損益
― 業務純益61億円、経常利益62億円、当期純利益43億円 ―
金融機関の本来業務での収益力を示す業務純益は61億円と堅調に推移し、経常利益は62億円、当期純利益は43億円を計上しました。
(単位:百万円)
29年3月期
30年3月期
業務純益6,648
6,155
 コア業務純益3,354
2,907
経常利益8,297
6,227
当期純利益5,726
4,341
※コア業務純益とは、業務純益の本来部分を示す指標です。

□出資金の配当
配当につきましては、年4%としました。


□自己資本比率(国内基準)
― 単体16.72% 連結17.00%と高い健全性を維持しています。 ―
当金庫では適切なリスクテイクによる分散投資を進め、ポートフォリオにおける健全性の維持と収益力向上の両立をめざしています。平成29年度は、資本の有効活用の観点から期待リターンの高い資産への投資を増やした結果、自己資本比率算出上の分母となるリスクアセットが増加したため、自己資本比率は16.72%となりましたが、引続き国内基準(4%)を大きく上回る高い健全性を維持しております
なお、当金庫では自己資本比率を算出する上でのオペレーショナル・リスクの算出方法として、より高度な手法である「粗利益配分手法」を採用しております。
29年3月期
30年3月期
単体自己資本比率17.18%
16.72%
連結自己資本比率17.45%
17.00%


□預金・貸出金
預金は個人預金が順調に推移し、前期比232億円増加の2兆5,346億円となりました。貸出金は、提案型・課題解決型セールスによる中小企業融資に積極的に取組んだ結果、前期比90億円増加の1兆2,632億円となりました。
(単位:百万円)
29年3月期
30年3月期
預金残高(末残)2,511,319
2,534,603
貸出金残高(末残)1,254,242
1,263,284


□不良債権の状況
金融再生法開示債権における不良債権比率は、前期比0.09ポイント低下し、4.10%となりました。今期も償却とともに適正な引当を実施しており、厚い内部留保とあわせて当金庫の不良債権に対する備えは万全です。
◇金融再生法開示債権及び同債権に対する保全状況                    ( 単位:億円 単位未満は切り捨て)
区 分28年度29年度
開示残高開示残高(a)保全額
(b)
 保全率
(b/a)
引当率
d/(a-c)
担保・保証等による回収見込額(c)貸倒引当金
(d)
金融再生法上の不良
債権 (A)

528

521

475

439

36

91.3%

44.6%
 破産更生債権及び
これらに準ずる債権

81

75

75

69

5

100.0%

100.0%
危険債権434435393362 3090.3%42.1%
要管理債権131076068.1%5.3%
正常債権12,07212,178
合計(B)12,60112,699
不良債権比率
(A/B×100)
4.19%4.10%
※保全率および引当率については、100%を上限として記載しております。


以  上