
平成29年5月30日
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尼崎信用金庫
尼信会館 特別展開催のお知らせ 「石井好道(いしいよしみち)展 情景を描く」ならびに、 「山口匡弘(やまぐちまさひろ) 陶展」 |
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尼崎信用金庫(本店 尼崎市開明町3−30 理事長 作田誠司)の尼信会館は、「嶋津俊則展 ―画業50年の記念として―」(油彩画展) ならびに、「彫刻三人展」を開催いたします。 1階展示室「石井好道展 情景を描く」では、旺玄会委員、日本美術家連盟会員、寝屋川市美術協会会長の石井氏の油彩画の大作を中心に約30点展示します。 石井氏は、人々が汗を流して営々と築いてきたものが、時の移ろいとともに次第に朽ちていく様や今を生きる人達が交錯する街角を対象にそれぞれのシーンを情景として描いた作品を展示します。 なかでも、旺玄展において文部科学大臣賞を受賞した「烏合」は、竹田城の石垣を背景に、ほとんど枯れかかった雑草に3羽のカラスが下りて遠くを眺めている作品で、画面全体に過去を眺めるようなノスタルジックな味わいも感じさせます。 3階展示室「山口匡弘 陶展」では、丹波市美術作家協会 会員の山口氏の素朴で味わい深い花器や大壺などを35点展示します。 山口氏は「自然豊かな場所で花や野菜に囲まれた暮らし」を求めて、兵庫県丹波市に移り住みました。この地に匡山窯を構えて作陶に専念し、日々研鑽を重ねて20余年になります。その間、新匠工芸展や日本伝統工芸近畿展、日展等に入選を果たしてきました。 山口氏の作品は手作りならではの独創的な形状が特徴です。さらに、釉薬を使用せず、籾殻を使った「焼き締め」の手法で焼かれた作品の表面の色や表情は、炭と籾殻の組み合わせ、窯の温度や火の流れなど焼成条件を変えることによって生み出され、夕映えや朝もや、春霞のような幻想的で幽玄な景色が魅力です。 | ||||||||||||
記 | ||||||||||||
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以 上 |