
平成29年7月11日
各 位
地域のベストバンクをめざします。
尼崎信用金庫
尼信会館 特別展開催のお知らせ 「水谷浩三・喜美子(みずたにこうぞう・きみこ) ふたり展」 ならびに、 「上田順康(うえだのぶやす)・須濱智子(すはまともこ) 陶芸2人展 存在の意味 陶×陶」 |
||||||||||||
尼崎信用金庫(本店 尼崎市開明町3−30 理事長 作田誠司)の尼信会館は、「水谷浩三・喜美子 ふたり展」ならびに、「上田順康・須濱智子陶芸2人展 存在の意味 陶×陶」を開催いたします。 1階展示室「水谷浩三・喜美子 ふたり展」では、一組の夫婦が築いてきた創造の世界をご覧いただきます。ゴッホの「ひまわり」に魅了され画家を目指してきた妻・喜美子氏に、名門絵画部で学生時代を過ごしながらも実業家となった夫・浩三氏は、「俺の分も描いてくれ。」と昨年他界するまで妻の創作活動を応援し続けました。しかし、自身も内から溢れる創作意欲に突き動かされ、彫刻、絵画と制作の手は止まらず、その作品は公募展に入選、入賞もしています。 本展では、海外の風景などを綿密な写実で瑞々しく描き、時が止まったような静謐な空気感のある画風を確立し、高い評価を得ている喜美子氏の作品と、守口市展等の審査員を務める喜美子氏が選りすぐった「楽しく、自由で、おおらかで屈託なく才能に溢れた」浩三氏の作品をあわせて約30点展示します。 3階展示室「上田順康 ・須濱智子 陶芸2人展 存在の意味 陶×陶 」では、近畿大学 文芸学部 芸術学科で後進の育成に熱意を注ぐ二人の器やオブジェなどの作品を約50点展示します。 上田氏は30年余り「黒化粧研出文(くろげしょうとぎだしもん)」という独自の技法で制作し、その作品は古代の遺跡から発掘されたかのような時間の経過を感じさせる地肌が特徴です。また、縄文時代の火焔式土器を彷彿させる造形美と、日本古来の人びとの祭りの文化に通じる紋様、色彩が印象的です。 須濱氏はどんぐりや花の球根からの芽吹き、切り株に寄生したキノコなど植物の生態、また石ころを投げ入れた時の一瞬の水の動きや滴のかたち、周期的に変わる月のかたちなどに感じた面白さを作品に活かしています。移り変わる自然のはかなさを象徴するかのような釉薬の淡い水色が魅力的です。 | ||||||||||||
記 | ||||||||||||
|
||||||||||||
以 上 |