コンサルティング機能の発揮

~あましんのコンサル活動を紹介します~

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当金庫では、お客さまの紹介や展示会への出展などのビジネスマッチング、海外進出を考えておられるお取引先へのアドバイスや支援、専門家派遣や各種の制度を利用した経営サポートなど、事業者の皆さまに対して幅広く経営のお手伝いをしています。
ここでは、当金庫のコンサルティング活動事例を紹介します。

ビジネスマッチング
販路拡大のサポート
→ 川上・川下ビジネスネットワーク事業を活用した販路開拓支援
コロナ禍による各種催事中止の影響により売上が減少していたお取引先企業から、催事以外の小売店等への販路開拓について支援を依頼されました。兵庫県下の信用金庫が参画する川上・川下ビジネスネットワーク事業を提案し、大手百貨店と商談することとなりました。商談の結果、大手百貨店が開催する催事に出店してもらい、一定の集客が得られるのであれば常設出店して頂きたいとの打診を受けることに成功しました。
人材紹介から販路拡大に向けたサポート
→ プロ人材シェアリングサービスを活用した営業力強化支援
お取引先企業から新規の営業を行なう人員は在籍しているが、営業活動は既存顧客へのルートセールスが基本であり、新規営業のノウハウがなく新規開拓は殆んどできていないとの相談がありました。人手は足りており、ノウハウが欲しい状況にあったことから、上場企業で営業部長を経験していたプロ人材をシェアリングし、営業ノウハウを吸収したことにより、商社を通さず大手コンビニチェーン等へ営業ができるようになりました。
M&Aサポート
→ 親族外承継の課題に対して僚店のお取引先とマッチング支援
社長が高齢であり、後継者不在のため廃業を検討していたお取引先企業から事業承継についての相談がありました。当社は技術力のある従業員と、取引先には上場企業を有していたことからM&Aによる事業承継を提案しました。当金庫のお取引先で事業承継に関心を示すお取引先が現れマッチングをしました。結果、従業員とお取引先を現状のまま引継いでくれることになり、廃業せず第三者承継が実現しました。
海外進出支援
外国為替取引
→ 輸出にともなう資金決済のサポート
建材卸業を営むお取引先企業から、新たな事業として日本産木材の輸出を検討しており、輸出信用状による資金決済手続きについてサポートしてほしいとの相談がありました。信用状ベース決済についての実務面での注意点や、リスクについてサポートを行い、お取引先の輸出事業開始のお手伝いをすることができました。
海外展開支援
→ 貿易手続きのサポート
雑貨の輸入販売事業を新たに始めたお取引先から、輸入を本格化するにあたっての悩みについて相談がありました。信金中央金庫の海外駐在員事務所、日本の運送会社の海外現地法人を交えてウェブミーティングを実施し、事業上の課題について情報を共有、輸入手続き上の注意点、海上運送の費用感、具体的な運送手続き等の助言を行い、課題解決へのお手伝いをすることができました。
海外展開支援
→ 海外現地法人の設立
製造業を営むお取引先企業から、東南アジアへの進出について相談がありました。当金庫提携先の海外金融機関ジャパンデスクを交えてウェブミーティングを行い、海外進出にかかる課題を共有し、具体的なサポートを開始。進出に向けて、現地法人設立から銀行口座開設、日本からの資本金送金等までをワンストップでお手伝いをすることができました。
経営サポート
新分野進出に伴う支援
→ 広報の専門家派遣を活用し新事業をサポート
新型コロナウイルスの影響により既存事業の業況が低迷していたお取引先企業が新商品開発として洗浄液を開発しました。しかしながら、どのように知名度を上げたら良いかわからないとの相談があり、公的機関が実施する専門家派遣を提案しました。広報に強い専門家を派遣してもらい、商品パッケージやターゲット層への周知方法について指導を受けました。専門家の指導をもとにデザインを一新し、ターゲット層へPRすることにより商品の認知が高まり受注増加に繋がりました。
事業承継後の支援
→ 株式の引継ぎ支援
事業承継済みのお取引先企業から株式の承継について相談を受けました。後継者である長男は代表取締役に就任し、暦年贈与により株式を譲り受けていました。
しかし、株価が高く贈与税の非課税枠の範囲内では渡せる株式数に限界がある状況でした。株価が高い原因として、株価の評価方法上、利益、配当の2要素がゼロの状態が続いていたことが主要因となっておりました。そのため、経常利益の計上、配当の払出しを進言したことにより、株価が引き下がり暦年贈与ができる株式数が増加し、株式の引継ぎが促進することができました。
経営改善支援
→ 永年に亘る伴走支援で社内体制を整備することにより経営改善をサポート
財務面で課題を持つお取引先企業に対して、中小企業活性化協議会の活用を提案しました。当金庫と中小企業活性化協議会が連携し経営改善計画書を策定支援し、代表者、専務、常務同席の下、営業店と一体となって定期的なモニタリングと指導を実施してきました。
その中でひょうご産業活性化センターの紹介により受注データ管理者の採用に至る等、社内体制の整備に向けた支援も実施してきました。10年超に亘り上記のような支援を実施してきたことで、経営陣の意識変革に繋がり、黒字体質の企業へ転換することができました。
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