事業承継
経営者の皆さまにとって重要な問題である世代交代を円滑に進めるためのお手伝いをいたします。
事業承継の流れ
事業承継の実行にあたっては、必要となるステップをあらかじめ理解して入念に準備をしていくことがポイントです。
以下が、事業承継を実行するための5つのステップです。
経営者は多忙で事業承継が後回しになりがちですが、早めの準備の必要性を認識するための「事業承継診断」や経営者と支援機関との事業承継に関する対話・相談に取り組みましょう。
(見える化)
経営状況を把握するためのツール(中小会計要領・ローカルベンチマーク・知的資産経営報告書等)を活用しながら、経営の見える化を行い、課題の改善に向けた方向性を明確にしましょう。
(磨き上げ)
経営者が将来の事業承継を見据えて、本業の競争力の強化などにより企業価値を高めることで、会社の後継者にとって、後を引き継ぎたくなるような経営状態に引き上げたり、魅力を磨いていきましょう。
後継者がいる場合
計画策定
円滑に引継ぎを進めるために、後継者とともに、株式、事業用資産や代表権をいつ、どのように承継するのかを記載した事業承継計画を策定しましょう。
後継者がいない場合
実施
例えば、会社全体を引き継ぎたい、一部の事業は残したい等の売却条件に合った相手先を見つけましょう。
実行
経営権、株式や事業用資産の承継が実行されます。
実行
経営権、株式や事業用資産の承継が実行されます。
-
ポスト事業承継実行(成長・発展)
事業承継の仕組み
M&A
M&Aの一例
譲渡側 | 譲受側 | |
---|---|---|
合併 |
|
|
株式譲渡 |
|
|
事業譲渡 |
|
|
株式交換 |
|
|
“あましん”のM&A成約事例
CASE1
売上高50百万円未満・債務超過の小規模事業者がM&Aに至った事例
~直近は利益計上しており、業界大手との取引がある紙卸売業~
小規模事業者で後継者がおらず、債務超過の状況であるがM&Aを進めることが可能か相談に来られました。
直近において連続して利益計上できており、大手文房具店との強いパイプもあったことからM&Aプラットフォームの活用を提案。
相談から約7ヵ月でM&A成約に至ることができました。

CASE2
代表者の急死後、事業を一時的に引継ぎM&Aに至った事例
~財務内容良好で現場は従業員に任せられる建設業~

代表者の急死に伴い、経理を担当していた代表者の奥様が事業を承継することとなりました。しかし、半年ほど経過した後、現場がわからず自身も高齢であることから第三者に事業を譲りたいとのことで当金庫に相談へ来られました。
財務内容が良好で、社長の引継ぎは経理関係だけでよかったことから、M&A仲介会社を紹介し、相談から約1年6ヵ月でM&A成約に至ることができました。
CASE3
選択と集中を行うため、会社分割によりM&Aを行った事例
~製造部門は不採算だが不動産による安定した賃料収入がある製造業~
同社は不動産部門と製造部門を抱えている会社で、製造部門は不採算部門となっており、このままでは事業継続に支障がでることから、何かしら対策する手はないかと当金庫に相談に来られました。
製造部門は不採算でありましたが、自社工場を所有し、技術力には定評がありました。
そこで、M&A仲介会社を紹介し、不動産部門と製造部門を分社化して、製造部門の引継ぎ先を探すこととなり、相談から約1年程度でM&A成約に至ることができました。


“あましん”は、外部専門家と連携して、お客さま(企業)のこれからをサポートしていきます。お気軽にご相談ください。