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AMASHIN NOW NEWS LETTER

2020年10月7日

各 位

地域のベストバンクをめざします。
尼崎信用金庫

<あましん>景気動向調査結果について
〜 新型コロナウイルス感染拡大防止と経済活動の両立 厳しい状況続く〜
− 2020年7月〜9月調査結果 −


  尼崎信用金庫(本店 尼崎市開明町3−30 理事長 作田誠司)は、第183回「中小企業景気動向調査」を行いました。調査結果の概要は以下のとおりです。


【中小企業景気動向調査】
  • 緊急事態宣言解除後の経済活動の再開により、国内景気はやや改善しているものの、感染拡大防止と経済活動の両立を図るなか、厳しい状況が続いている。
  • 業況DIは▲49.4と前回調査(▲60.8)からやや改善している。
  • 資金繰りDIは▲11.3と改善、来期は▲19.3とやや悪化の見通し。
  • 人手不足DIは▲10.7と、41期連続で不足超過、来期も▲14.2で不足超過の見通し。
【特別調査】

 「新型コロナウイルス感染拡大を受けた中小企業の対応について」(信金中金調査)

  • 売上高がコロナ前の水準に回復する時期については、10.8%が「現状でコロナ前に到達・上回っている」、5.2%が「2020年中」と回答。一方で、28.2%が「2021年中」、19.4%が「2022年中」、7.2%が「2023年以降」、26.4%が「わからない」と回答するなど、早期回復が難しいとの見方が多い。
  • テレワークや在宅勤務、リモートワークについては、8割超が「実施していない」と回答。うち74.2%が「実施できる業務ではない」を理由にあげており、出社を必要としない就労形態をとることが難しい中小企業の実態を表す結果となった。
  • 今後の事業の見直しについて実施・検討していることについては、「職場環境」「勤務時間・勤務方法」「調達先・調達方法」が上位を占めた。
 「取引金融機関との関係について」(金庫独自調査)
  • 取引金融機関数の増減については、「増加した」が23.8%、「減少した」が6.5%となった。増加の理由として「積極的な提案セールスがあった」「資金調達先を分散」「融資条件がよい」が上位を占めた。
  • 取引金融機関の体制面で望むことについては、「要望に対する迅速な対応」「担当者の頻繁な人事異動がないこと」「担当者の専門的な知識の習得」との回答が目立った。
  • 金融取引以外の支援サービスについては、「補助金、助成金の紹介・相談」が最も多く、「ビジネスマッチング等販路拡大支援」「経営診断、経営改善アドバイス」「事業計画、経営戦略の策定支援」が続いた。お客さまとの継続的なコミュニケーションによる課題の把握と最適なソリューションのご提供が期待されている。

<調査要領>
調査時期 :2020年9月上旬調査対象期間 :2020年7月〜9月(今期)
調査対象 :当金庫取引先調査方法 :郵送調査
 

以  上