はじめる前に知っておくべきこと

投資信託のしくみ、リスクなど、
バランスの良く知っておくことが大切です。
投資信託のしくみ
投資信託とは、お客さまから集めたお金をひとつにまとめ、運用のプロ(専門家)が国内外の複数の株式や債券などに分散して投資し、その運用成果をお客さまに分配する仕組みの商品です。
お客さまからお預りした資金は信託銀行がしっかりと分別管理しているため、金融機関や運用会社に万が一のことがあっても保護されます。
ただし、預金のように元本が保証されていないので、その違いをよく理解しておく必要があります。
投資信託 | 円預金 | |
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収益性 | 大きな収益(リターン)が期待できる (逆に損失の可能性もある) |
収益は期待しづらい |
元本の保証 | 保証されていません。 | 保証されています。※1 |
預金保険の対象 | 対象外です。 | 対象となります。 (一定の金額までは元本・利息が保証されています) |
利息 (収益分配金) |
運用状況によって収益分配金の金額は変化します。 (収益分配金が出ないこともあります。) |
あらかじめ決められた利率に基づく 利息を受け取れます。 |
手数料 | 各種手数料がかかります。 | 一般的にかかりません。 |
- 金融機関が破綻した場合、預金保険対象外の預金、および、預金保険の対象預金のうち決済用預金以外の預金の元本1,000万円とその利息を超える部分は保護されません。また、外貨預金など預金保険の対象外となる預金もあります。
- 上記は預金と投資信託の違いの一例を示したものであり、すべてを説明しているものではありません。
投資信託の主なリスク
価格変動リスク
投資する株式やリート等は、経済動向等で日々価格が変動するため、お受取り金額が投資元本を下回ることがあります。
信用リスク
投資する株式、債券及びリート等を発行している発行体の信用力の変化によって、価格が変動するため、お受取り金額が投資元本を下回ることがあります。
金利変動リスク
世界の金利は日々変動しています。金利が上昇すると、債券価格は下落するため、お受取り金額が投資元本を下回ることがあります。
為替変動リスク
外資建て資産で運用する商品の場合、円とドル、円とユーロ等の為替相場の影響によって価格が変動するため、お受取り金額が投資元本を下回ることがあります。
流動性リスク
投資する株式、債券及びリート等の実現損益を確定する際に、流動性が低いために不利益な条件で換金せざるを得ず、その結果、お受取り金額が投資元本を下回ることがあります。
カントリーリスク
投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化等により市場に混乱が生じた場合、取引に対して新たな規制が設けられた場合には、基準価格が下落したり、方針に沿った運用が困難となることがあります。
不動産投資信託(リート)に関するリスク
リートは、不動産を実質的な投資対象としているために、他の金融商品と異なり、火災・自然災害や不動産にかかる法制度の変更等の影響を受けて投資先の不動産の価値が変動する場合があります。そのため、リート価格が変動し、お受取り金額が投資元本を下回ることがあります。
- 上記の主なリスクは一般的なリスク要因を記載したものであり、ファンドの持つすべてのリスクを網羅するものではありません。各ファンドにおけるリスクの詳細は最新の「目論見書」および「目論見書補完書面」をご確認ください。

資産形成の世界では、リスクをコントロールする手法もございます。
詳しくは「リスクと上手に付き合う方法」をご覧ください。